山の上

だいたい自分のために書いてる

講評が終わった。1年休学していて復学した。久しぶりの作品制作だった。課題の内容は大して難しくなかったけれどとにかく時間がたらなかった。でも初めて媒体と言うものをちゃんと考えることができたし、先生たちと久しぶりに心の底から熱い話し合いができて嬉しくなった。

 

美大で学ぶ事は大体入門編である。授業以外にどれだけ自分が自分自身で勉強できるか、より興味を絞ってそこにコミットできるかが大事だと思う。だから4年間の大学生活はとても短く、私たちは入門編をひたすら繰り返し繰り返し聴いている。私はこのセメスターで文化人類学に出会えて本当に良かったと心の底から思う。中村先生がいなかったら今私は何をしているのだろう。何に興味を持ち、何の未来を見たいのか、またその根底にあるものなどに光を当てれるようになっただけでもこの3ヶ月は目まぐるしい成長だった。これが高校生の時にできればよかった。今でも遅くないかもしれない。もはや、そう聞かせるしかない。

読書が好きになった。久しぶりに読書は質的調査の方法と言う教科書みたいなホント今までわからなかった調査についての基本的なやり方をとてもわかりやすくかつ面白い例を取り上げながら説明してくれる。私は小説は嫌いだ。流ポタージュが好きだ。それがわかっただけでも3ヶ月は尊い