山の上

だいたい自分のために書いてる

学部卒業まであと一年。今後を考えて就職はまだするべきじゃないし、かといって学びたい先生の在籍する大学院は受からないだろうし、世界は終了してるし、去年より危機感が増している。

勉強、読書、制作が楽しい。友達もいるし恋人もいるし、家族も健康だし、深刻な問題はない。

ただそれよりも深刻なのは、誰も自分の人生の責任を取ってくれないことだ。その実感がじわじわと湧いてきた。たとえば、わたしは今卒業後のプランがほとんど決まっていないけれども、このままでは確実に東京に住み続けるだろう。なぜならみんながいるから。しかし何故東京(しかも23区内)をわざわざ選び、住むのか、私自身が不思議に思っている。ほとんど私は写真の仕事で人に会うことはないし、インターンもリモートだし。それならコストが低い場所に住む方が合理的だ。それにお金と時間のバランス、加えて経験値を稼ぐには、わたしは嫌でももう少し海外生活をするべきだと感じているけど、いまのわたしはかなり腰が重くなっている。とにかく今の状況が快適なことが怖い。快適な場所にいるのがキツくて、とても快適だ。

快適なことがいいのかわからない。活動が快適にできることと、現状に甘えてることの区別がついていないのは分かってる。差別化ができない現在の焦りは、誰も自分の人生の責任を取ってくれないんだという気づきによって自覚した