山の上

だいたい自分のために書いてる

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

1. グレースの手は冬のニューヨークのこと

1 - グレース ニューヨークには日本人留学生は少ない。これを上の年齢層の人たちに伝えると驚かれるのだが事実本当に少ないのだ。そして移住組なんてのはもってのほかであって、その移住組の大半は中国や韓国系が大半を占めていた。その状況で、日本から来…

下書きの原稿

なんとなく文章を書くようになって、このブログもなんやかんやで二日に一回くらい投稿するようになって、なんとなく文章をまとめて出してみるかという気持ちになりました。というのも、なんとなくアメリカに行った人生初の旅から二年半が経った今、アメリカ…

東京に戻ってきた。家に戻ってきた。地球にちりばめられてを読みながら旅を終えた。なかなかにいい旅だったが、この小説が良すぎて全部持っていかれたくらいの衝撃。この人、海外在住の日本人の中でトップの小説家なんじゃないか。まじで。 新幹線が速すぎて…

東京に帰ったら、あのエコテロリストやあの音楽家とか、また世田谷のとんでもない人たちに会わなきゃいけないし…

最近鎌田慧の自動車絶望工場を読んだので、その日記形式で細かく?というか、上手く描写されたルポに憧れていたんだけど、なかなか難しかった(二日目で挫折)。というか、改めてよくあんなの書けたよと関心した。こんな上から言うことじゃないですね。スミ…

待ち人、不在の人

メンヘラは常に待ち人だ。私は待ち人としての素質があると自負している。私はプロのメンヘラである。私は人を待ち続ける。 ”不在”とは私の永遠のテーマである。旅は不在が運動している様な感覚に思えるし、第一、多分それは私のほとんどの旅が逃避行だからだ…

中学生の時にハマった曲は人生で一生聴き続けるとかそうじゃないとかいう話があった。それを私は若干信じていたところがあって、時々、当時聴いていた曲は思い返して聴いてみていた。最近は物足りなさを感じるのであれは多分思い込みだったんだろう。 最初に…

西への旅2020、1日目

11時40分に喫茶アメリカンで写真家でありデザイナーであり最近はラッパーになったという知り合いと久しぶりに落ち合った。コーヒーとケーキを食べる。写真家と言いつつも写真はまともに撮っていない、ということを教えてくれた。彼は台湾に移住したが今は日…

西への旅2020前夜

8時起床。シャワーを浴びて部屋の掃除と洗濯。インターンの制作が終わってないのと、締め切りが二日後なので焦る。9時30分に家を出て、駅前のファミレスでコーヒーとグラタンを頼んで1時間ほど集中して制作した。本当は喫茶店で作業したかったが、近所に2つ…

今日ついにLINEをチラ見してしまい、それ以来泣くのを堪えて接した。今まで、顔も知らない名前も趣味も知らない女の人を想像するのは難しかったから、そうそうすることをやめた。想像することをやめた。それを理もそれよりも想像しないことの方が簡単だった…

今日は人を迎え入れる前にしっかり掃除をして、14-19時で人と語り尽くしました。そのあと別の友達と渋谷で23時まで喋りました。 柄の話。言い換えるなら、想像された出来事の話。 あとは、恋愛は壁であって道ではないとか。

毎週___と会って毎週デートしてるんだけどこれ付き合ってることで良くね?ほぼ付き合ってるっしょ?ダメ?ダメか?俺じゃダメなのか?おい、おい…

1人でいれば夏が来る前の匂いに気付ける

泣く才能みたいなのがあるのは一つ自慢というか、チャームポイントだと自負している。とは言っても人前で泣きまくるとかではないし、友達の前で泣いたことなんてほとんどない。高校2年のときに、自分の高校が出場する夏の高校野球を実際に観に行って感動して…

躁鬱病の感覚

どうしても悲しい時期みたいなのが存在する。それは突然やってきて、気づいた時には去っていく。その周期は数えていない。どちらかといえば数えられない。悲しい時期にいる間は苦痛ながらも唯々時間が過ぎるのを待つだけだ。最近はその波を薬の手を借りて若…

おい。そこのお前。そこのお前だよ!大の年上に恋したことはあるかい?まあ君のことは知らんけど、20歳以上も歳が離れてると、その恋愛を諦める一つの要因に"相手が先になり死んでしまうから"というのが入ってくるんだ。はは…はあ、死にてえよ…わたしが死に…

ジョンさんのはなし②

2019年の3月、私はなんとも言えない感情に取り巻かれながらも20歳になった。ハーレムの大通りから2つ外れたところにある日本人の友人のアパートで三人集まり、ささやかな?誕生日を迎えた。大量のチキンと謎の青色のケーキを食べた。ケーキに関しては半分食…

面白い話も面白くない話も、半分くらい聞き逃しながらも、なんとなく聞いてくれる人が好き/大雨の日のデート

たった先日のことなのに週末を過ぎたらかなり忘れてしまったのが残念。わたしの新しい家から下北沢が5分圏内なので、嫌いだけど下北に行くことが多くなった。あんなスカスカな街なのに、なんで人は集まるのか不思議だった。ヘラヘラしてる人が多くて無理だと…