山の上

だいたい自分のために書いてる

下北駅前コンクリ

 自分は酒飲みではないけど飲みに誘われたら参加はする。というか、人と集まっていると勝手に誰かが飲み始めることが大半であって、飲み会に行く!みたいな経験とはここ4年くらい無縁だ。

 

 そんな自分にとって下北沢の駅の目の前に広がる謎のコンクリート空間はかなり貴重。駅前にまともな車道は存在しないからロータリーではないし、何かパフォーマンスだったり店を出すような気配も無い。毎日2-6人くらいの集団が点々と座り込んで酒片手に夜を明かしている。

 

なんとなく今の東京で文化が生き残ってるのって下北しかないかも という謎の意識があって、それはお金のない若者がいかに集まりやすいかというめちゃ単純なところにあるのかもと感じさせられる(そもそも、、。下北は変な資本の店が極端に少なく、それはノイズが多いという意味でもあるのだが、それらが調和している、しかし"古き良き"にはならない良い街)。

 

 

自分が世田谷に住んでるからアクセスが良いのもあるけど、やっぱり信頼できる場所だ。警察に追い払われたりしない点でも

 

 少し前の話だけどその駅前コンクリで、八王子から来たという女子2人が弾き語りをしていた。その時一緒にいたミュージシャンの男の子が合流して、その女の子の持ってきていたギターを交互に弾いた日があった(こっちから話しかけたけどナンパではない)。駅前コンクリは謎の力がある。

 

 

 

昨日も23時くらいに駅前で三人集まり夜中2時まで喋っていた。そのあと家まで徒歩で帰った。昨日は月がデカかった。金星がよく見えた。

 

 

自粛がなかったら路上飲みなんかせずに一生を終えていた可能性があるので、それに関しては今年よかったことの一つでもあるかもしれない。