西への旅2020、1日目
11時40分に喫茶アメリカンで写真家でありデザイナーであり最近はラッパーになったという知り合いと久しぶりに落ち合った。コーヒーとケーキを食べる。写真家と言いつつも写真はまともに撮っていない、ということを教えてくれた。彼は台湾に移住したが今は日本にいて、夜行バスが以上に安かったので大阪に来たとのこと。インタビューを撮影してたら注意されたので止めた。残りは東京にいる時に撮ることにする。
13時に必修授業の講評会がzoom上で行われたが、その時も私は喫茶店にいた。あ、友達も一緒に。彼は今は無き多摩美夜間部中退なので、講評を楽しそうに聞いていた。私の作品の評価はかなりよかった。「対象にちゃんと向き合っている」「見入ってしまった」と言われて嬉しかった。ドキュメンタリーを地道に続けようと心の底から思えた。
15時ごろ、喫茶店の目の前にあったたこ焼きさんに入る。小さい時に帰省のたび食べていたたこ焼きを食べた。ビール注文して、友達と二人で昼から飲む。旅の話を散々して、最終的に次はメキシコに行きたいなどという結論になった。気候は大事。暑くて乾燥していることが大事。まじで。
16時あたりに友達と解散し別の友達の元に行くことにした。難波駅がわからなくて日本橋駅に歩いて行ってしまった。その後も乗り換えに三回ほどミスった。なんとか大阪を脱出し再び兵庫県入り。40分ほど電車に乗って友達の家の最寄り駅に着く。
17時手前。改札まで迎えに来てくれていて、エスカレーターを降りた瞬間に姿が見えたのはテンションが上がった。遠くに住んでいる友達に会うのは時間と金がある今だからこそやるべきだと思って関西に来たわけだけど、来てよかったと思った。
その後彼のアパートに荷物を置かせてもらい彼の彼女さんとも対面。色々あって神戸に出かけることになり、小学生ぶりの南京町に行った。彼女さんは別の友達に会うので、私と友達で行動した。連れて行ってもらった豚まん屋さんが死ぬほど美味しくて最高だった。友達がビールを買ってきてくれたので、本日2回目の外飲み。会ってなかった時のこととか、とにかく色々話した。暗くなってきた頃には繁華街のHUBに移動してまた飲んだ。スポーツバーだったのを忘れてたけど、なんか嫌いじゃないかもと思っていた。まあスポーツの中継には目もくれなかったけど。
20時にはさっき別行動していた彼女さんグループも合流してアイリッシュパブで一杯飲んだ。常連の男性も一緒になって恋愛の話で大盛り上がりした。知らない人の恋愛にも真摯に付き合ってくれたのでいい人なんだろうなと思った。彼女さんが連れてきた女性が可愛かったのと、あんまり自分の周りにはいないタイプの女性だったので色々話を聞きたかったが質問がうまく出てこなかった。下心は無い。
22時手前に彼女さんの友達は先に帰宅するとのことで解散、かと思ったらもう一軒行こうという話になり、大学生の多い街に繰り出して、ネオンライトのギラギラしたバーで本日最後の飲みをやった。私はノンアルコール。何話したかあんまり覚えてない。ダーツをしたいなあとか思いながらちびちび飲んで、人の恋愛のことを考えてた。あとは関西の大学生は東京の大学生とは違った怖さがあるなあ、とか。
なんでこんなに飲んだのか謎だったが、とにかく1日が風のように過ぎ去って行った。23時解散。彼女さんが一人で、私と友達は二人で帰路に着く。電車は心地よかった。なんか、人に包まれてるみたいに暖かかったけど不快じゃなかった。酔ってたから覚えてないけど人に触れてたのかもしれない…と思ったけど多分そんなことないはず。
終電数本前に最寄り駅に到着。コンビニに寄って夜食を買い、友達宅に帰宅。即シャワーして即飯。友達がぺヤング焼きそばの、例のでかいやつを食べていてお風呂場までぺヤングの香りになった。そのせいか久しぶりにお腹が空いたので、さっき買ってきたドリア一瞬で食べれた。
終わりきってないインターンの制作を終わらせて上司に報告したあと、横になって友達とひたすら駄弁る。まともに寝てないし疲労も溜まってるはずなのに、それに大量に飲酒だってしてるのに全く寝れる気配が無かった。躁状態の時の特徴だ、と感じていたけど、多分自分にとっては稀なお泊まり会にテンションが上がってたのかもしれない。Miles DavisのSo Whatを久しぶりに聴いた。そのあとRoy HargroveのStrasbourg st.denisを聴いた。高校生の時に一番よく聴いたと思う大好きな曲の一つ。そのあとだか、枕投げでもするか？という話になったのに、なぜか、どうやって自殺するか伝授し始めてしまった（自分がね）のは完全に酒のせいということにしておきたい。一昨日に二階堂奥歯氏のブログを読み返したことも関係してる気はするけど。
日が昇る前には就寝した。久しぶりの就寝。12時間くらい寝れる気がした。
